2009年08月30日

映画『火天の城』

命をかけた城づくり、大工が主人公の映画に大変興味があります。
戦国の覇者、信長の構想に惚れ込み、不可能と思われた築城を可能にした敏腕番匠(大工)が岡部又右衛門以言(おかべまたえもんもちとき)である。熱田の宮番匠であった彼が、指図作成から木材の手配、実作業へと徐々に駒を進め、いかなる労苦と努力の果てにこの壮大にして謎多き事業を成し遂げたのか。ひとりの職人が時に施主=信長と対立しつつ、家族と門下の仲間の支えを得て、新たな地平を切り開いていく過程の物語は、どこか「戦国時代のプロジェクトX」ともいうべき人物発見、発明発見の醍醐味にあふれて、観る者の心を興奮で大きく揺さぶるに違いない。

2009年9月12日、全国ロードショー
★映画『火天の城』公式サイト より  


Posted by D工(でぇ~く) at 16:08Comments(0)映画